Notice
購入の際の諸注意競売の対象となった不動産について
競売の対象となった不動産は、裁判所の掲示場と「不動産競売物件情報サイト(BIT)」で紹介されます。
BITは、インターネット上で競売物件の情報を公開しているサイトです。
物件ごとに、以下のような書類が作成されます。
- ・ 物件明細書(権利関係に関する情報)
- ・ 現況調査報告書(現在の状況に関する情報)
- ・ 評価書(価額や周辺環境に関する情報)
これらの書類を閲覧し、不動産の状況をご確認ください。ただし、 これらの書類は、競売手続で収集された情報をもとに作成されたものですが、あくまで参考資料である点にご注意ください。 また、実際に現地や法務局へ行き、自ら調査・確認をすることも重要です。ただし、物件には債務者や関係者が住んでいることが多いため、訪問時は十分な配慮をお願いいたします。
入札手続きについて
- 1. はじめに、執行官室で入札用紙などの必要書類を受け取り、記入します。
- 2. 次に、保証金を納付し、入札期間内に入札書を提出します。
- 3. 開札が行われ、最高価格で入札した方に通知されます。
- 4. 期限までに落札価格の代金を納付します。
- 5. 代金を納付すると、所有権が移転し、その後に不動産の引き渡しが行われます。
入札の手続きは、以下の流れで行います。
なお、登記手続きは裁判所が行うため、入札者が登記の手続きをする必要はありません。
引き渡しについて
競売物件に住んでいる人が、正当な権利がないのに退去しない場合は、裁判所に申し立てて「引渡命令」の制度を利用することができます。